johan

社会人兼東京理科大学の学生が人生観を綴る

#2

女は30歳までに結婚、35歳までに初産、など諸説語られている。

現に私は27歳だがつい最近シングルに逆戻りしてしまった。これは悲劇なのだろうか?それとも合わない相手と無駄に時間を過ごさなくてラッキーだったのか?むしろ私はシングルでいても女として見られなくなってしまう方が怖いと感じる。27にもなると若々しい肌や弛みのないヒップ、そして破天荒さがなくなっていくことを日々痛感しながら生きているのだ。こんなことを思いながら大きなマグカップにコーヒーを入れて飲んでいる。なぜだろうか、大きなマグカップを片手にするとまるで自分がマンハッタンにでも住んでいるように錯覚する。憧れなのだろうか?部屋にはデスクと化粧台、セミダブルのベット。必要な家具はこれだけでいい。しかしインテリアは不必要なまでに変えたくなるようだ。和風な押し入れをウォークインクローゼットにリフォームし今度は白の壁紙を派手に変えようとまでしている。自分自身を変えたい証明なのか?もしくは新しい自分を作りたいだけなのか。精神や心と向き合うのはとてつもなく難しいようだ。

 

 

他人もそうだ。幼なじみ兼元彼のサムは私という人間を全く理解していなかったし、私もサムを理解できていなかった。最近新しい学友ができた。名前はミシェル。彼女は今までに出会った中で一番理解できない。会話がしづらいのだ。こちらからボールを投げてみても返ってこない。まるで返答できないようにパイ投げして私が黙らせてしまっているような気分になる。そんなの最低だ。彼女は不思議だ、安い中華料理屋で15分以上メニューと戦っている。時間という感覚がないのだろうか?それとも優柔不断?ケチというやつか?そんなミシェルにパートナーができた。相手はターナー。年収ランキング上位の会社で技術開発をしている凄腕な上、ターナーはとても気さくで面白い。もう少し身長が高ければ私もアタックしたいような素敵な男性だ。休日、口が寂しい私は電話でミシェルとターナーがデートをした話を聞いたが、会話がほとんど出来なかったようだ。そして分かった、ミシェルにパイを投げているのは私だけではなかったようだ。そして確証はないがミシェルはパイを投げつけられるのが趣味なのかもしれない。

 

 

話は変わるが女は情事を共にした相手に執着する習性を持つ人がいる。最近6歳も歳の違う若い男の子と夜を共にした。全くもって興味を惹かれなかったが綺麗な顔と若い力強さに流されてしまったのだ。いつも相手は年上の私だがなんとなく求められている時チワワに見つめられたような可愛らしさを見つけてしまった。だからと言って彼に執着はない。なぜだろうか、新しいメンズが現れると彼とどうなりたいか考えがちな私だが、それがない。考えた私に一つの答えが湧いた。そう彼は私にとってお子様で可愛らしい小動物と同じなのだ。

アンチエイジングに良さそうだが私にはただの水の方がが性に合うのかもしれない。

 

 

 

 

 

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