johan

社会人兼東京理科大学の学生が人生観を綴る

#5

毎日、気になることは山ほどある。政治経済、事件、エンタメはたまたIT。私にとって全て人生の中でどうでも良いものだが、なぜか気になってしまう。今日もyahooニュースから目が離せない。ローマ教皇はクリスマスを中止にしたらしい。このままバレンタインも中止にしてくれないだろうか。

 

金曜日は世の中の素敵な男と女が繁華街に繰り出す一週間で一番良い日。そんな私もハイクラスなメンズを見つけに近場の繁華街へミモザを飲みに出掛ける。近場でなければ疲れてしまう上に素敵な出会いがなければより一層疲弊する。そんなのただのお疲れ様だ。ゲイバーで叱られていた方がまだマシである。しかし世のシングル達はいそいそと街に繰り出す。リミットが近いから、もしくは刺激を求めて。

 

近頃連絡をとることをやめたメンズがいる。彼は年収2000万も夢ではないハイクラスの男。何度か寝たが最高の夜を届けてくれる。彼は持ち物だけでなく贈り物までハイクラスだった。しかし彼は仕事第1主義。次に休暇だ。替えの女性など山ほどいるのだろう。もしくはマイハンドで充分なメンズかもしれない。仕事はともかく二の次にされ続けるのはもうサムとの恋愛で懲り懲りである。2000万の彼の連絡先は削除してしまった。愛してくれるメンズは他にいくらでもいると思う。しかしながら未だサムと他の男を比べてしまうのは自分にとって今までで1番マッチした男性だからなのだろう。いまもまだ、愛情は消え失せない。今の私はサムで構築されている。悔し涙を流した学生時代も、元彼に監禁された大学時代も、もう恋愛は懲り懲りだと投げ打ってシングルを貫こうとした私を世の中の歯車に引き戻してくれたのも、サム、サム、サム……

未練がましいのは嫌いだが、サムは別物だ。24年も横にいた唯一無二の男なのだから。そして大切な友人。彼にとってそう思える女性であるかは別なのだが。

 

彼のような男性にはいつ会えるだろうか?そう考えながら今日もPRADAのハイヒールを履いて家を飛び出すのだ。PRADAのハイヒールはやめない。これは、これだけは私の唯一なのだ。裏切らない美の象徴、PRADAだけが私を肯定し足元をささえてくれる。

 

そして私に素敵なパートナーができたなら、日本ではクリスマスをやろうじゃないか。

クリスマスまであと20日

 

 

 

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