johan

社会人兼東京理科大学の学生が人生観を綴る

#13

私たちは人間であって猿や犬猫ではない。感情という心を持ち合わせ知性と理性を持った生き物。高尚な生き物ではないけれど泣いたり笑ったり喜んだり傷ついたりする。

 

私は比較的感傷に浸り易いタイプの生き物、そして考え込む。だからだろうかこんなブログをアップしているのは。世の中には理性を失った獣のような人間もいるようだ。やれ宗教やらスピリチュアルやら、そんなものに振り回されて自身で考えることをやめ思い込み指示待ち人間だっている。私の母、また兄はそれに近い生き物で非常に会話が成り立たない。いつだったろうか成人しすぐ、奨学金で通っていた大学を事件に巻き込まれ殺されるのではと思い中退した直後、私は家を追い出された。

 

宗教が悪とは思わないが人に押しつけ干渉するのは間違いなのではないだろうか。

 

 

そんな私は今留年の危機にある。今ならどんな神にも縋り付けるが私の短所は努力出来ないところ。どんな神も努力出来なければ1%すら手は貸さないのだ。

 

 

Y

#12

年末の仕事納めはミシェルと過ごしている。クリスマスにはアイリッシュパブで海外さながら外国人たちと私はコスモポリタン、ミシェルはカルーア、外国人はビールで乾杯だ。片言の絵英語もなかなか通用したようで楽しい精神的くりぼっちを過ごした。

 

精神的くりぼっちとは心はシングル、愛するメンズは遠いどこかにいるのかもしれない。しかしながら物理的には回避することに成功した。来週にはハイクラスのメンズにご飯に誘われている。少し遅ればせながら素敵な一夜を過ごせるかもしれない。

そう言えばクリスマスにフィッシュアンドチップスしか食べていないのにも関わらずお腹が大きく膨れたミシェルのために軽く街を見て回った。なんとなくブラのサイズを最近測っていないことに気付きたまたま通りがかっかた下着屋でサイズを測ってみたところまさかガリガリに痩せ細ってからかなり小さくなったと思っていたがDカップあったのだ!ルンルンなクリスマスプレゼントだった。セクシーですよと公認された気分になったのだ。

 

クリスマスプレゼントといえば大切な学友ミシェルにプレゼントを送った。いつもならプレゼントは消耗品にしているがミシェルは常にシワがたくさん入ったキャンパス地のトートバックで出歩くのだ。せっかく素敵なパートナーができたのにそんなバックで会うよりキラキラした女性として会って欲しいなんて私のわがままだがそんなワガママからキュート系のカバンをプレゼントした。ワガママからだったがとびきりハッピーに喜んでくれた姿にいい浪費をしたものだよかったなとしみじみ感じてしまった。

 

29日ミシェルはやっと初夜を迎えることに決めたらしい。してこなかったらグーパンだ。私は姫初めはサムがいい。まだまだ未練たらたらのようだ。

 

Y

#11

クリスマスあたりは冷え込みが収まるらしい。できればホットな空間でいたいものだ。

 

そんなことを思いながら仕事を終え電車でうつろうつろしていると、なんとサムからメッセージが来ていた。謝罪、そしてなぜかSEXの感想。ここまで謎めいたメンズは初めてだ。だからこそ好きなのかもしれないが。まだ気持ちは冷めきらない。20年以上一緒にいたのだからそんなものかと冷めない気持ちと向き合いながら新しい出会いにときめく。

 

最近新しいメンズにご飯に誘われ家からも近かった上に大好きな知性溢れるハイスペック。ルンルンで2人きりのご飯を楽しもうと思ったが、近くでよく見ると肌に年齢を感じた。これが歳をとった男というやつなのか。その上、なんとも言えない上から目線により私は即刻帰宅し最近我が家に入り浸っているミシェルとテキーラを飲んだ。

 

そんな男は将来亭主関白の最悪生活に違いない。

 

 

Y

#10

今日も今日とて朝からキリキリと寒いが熱いコーヒーがスッキリとした目覚めを引き立たせてくれる。

 

この寒さはいつまで続くのだろうか?シングルだからか余計に寒く感じる。仕事終わりでも難なく会えるミッシェルと軽く夕飯を済ませ彼女の惚気を聞いた私はサムへの気持ちを思い出す。なにがいけなかったのだろうか?自分なのか?それともサムなのか?自問自答し眠れなくなってしまいそうだったのでミッシェルに家に泊まって貰った。サムはとても優秀で才気ある人、とは言えないが20年培った想いや理解はその辺のメンズには敵わない。どんなに知性溢れるメンズに出会っても忘れることは難しい相手だ。

 

そんな夜は温泉に浸かりたくなる。

仕方ないから湯船に入浴剤を突っ込むのだ。

 

 

Y

#9

世の中とは残酷なものだが懐かしい曲を聞いて皆自分を虐めている事実も残酷だ。所謂自殺行為ととっていいものなのではないだろうか。

 

そんな中、新しい仕事が明日から始まる私は最後のフリーをHUBで楽しんだ。HUBなんか、だ。ミッシェルは私の大事な学友であり、テリトリー内に住んでいる大事な女友達。彼女と最後の夜を楽しんだが、大事なPRADAを彼女に格安で譲るかわりに今日は1杯奢ってもらおうという算段だった。

いつも通り私はパイ投げを続けていたが今日の彼女は投げられっぱなしではなかった。彼との話をしてくれたのだ。私は恋愛アドバイザーなのだろうか?いい女でいたいのだろうか?恋愛相談をそつ無くこなし、仕事の話もする。これからも彼女には成長し私の自慢の友人になってもらわねばならない。正直疲れている。

 

そんな今日は大型犬に撫であげられながら眠りにつきたかった。

 

 

Y

 

#8

愛されて27年、ヨハンは起きれない眠れない時計が狂った生活を続けている。

 

それをやめねばならないのは来週の月曜日から。規則正しいとは私には難しいものだがこれもひとつの生活リズムを整えるきっかけになるかもしれない。

 

ところでまだサムへの未練があるのか毎日のように夢に出てくる。これは私への仕打ちなのか、ただ友達に戻りたかっただけなのに。

 

新しい仕事の為、最近はテレビを見るようにしている。

岸優太、最近やっと覚えた芸能人だ。みんな知っているらしい。

 

 

Y

#7

シングルになった私はやりたい放題だ。

 

最近のお気に入りはお財布くんだ。まさか私は財布にしたい男なんていないが、周りには財布と呼ばれているらしい。それがどんな気分なのか分からないが、彼はそれで満足そうだ。しかも女友達ばかりで男友達はほぼ皆無。私がその立場なら女ばかり寄って来ることを利用してしまうだろう。こんなこと大声で言えないが...

 

たまに見かける奢りたい星人。新たな投資方法なのだろうか、はたまたただ考えなくしているのか?100円でも10円でもチリも積もればなんとやらだ。そんなお財布くんの夜はとても質素。しかしCまでが異様に長くつまらない。これは彼の若さ故なのか、アレの使い方を知らないのだろうか。彼が終わらせたことにも気付かない私は何をしていたのか?しかし添い寝するだけならとても良い。ベットの上でアニメを見ながらいることも方や漫画を読んでいてもそばにいる。緩やかな空気は手放したくない。次会うことがあったならAもBもCもせずただひたすらに2人の時間を過ごしてみたい。

 

夜ご飯はしゃぶしゃぶ。

もちろんパンツくらい履いている。

 

 

 

Y